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歯内療法とは、手順について詳しく教えます!

投稿日:2022年7月26日

カテゴリ:スタッフブログ

歯内療法という治療の名称をご存じでしょうか。 少し聞きなれない言葉かもしれませんが、歯を残すためにとても重要な処置です。 この記事では、歯内療法の概要と治療の術式、どのような症状に対して行われる処置なのかお話していきます。

歯内療法とはなんですか?

歯内療法とは、虫歯により感染してしまった歯の根っこを抜歯をせずに残していく治療方法です。 虫歯になってしまった歯は、進行が進むにつれて歯の神経まで感染していきます。 そういった場合に、歯の神経が通っている根管というところに専用の器具を使用して、虫歯により感染した歯質を除去していきます。 なるべく歯の神経を残し、天然の歯を温存させるための処置全般を歯内療法と言います。

歯内療法はどんな症状に対象?

歯内療法は、虫歯が歯の構造である象牙質、歯髄(神経)まで達した場合に行われる処置です。 実は虫歯は、歯の構造のどの部分まで達しているかで処置の内容が分かれています。 エナメル質という部分で虫歯の進行が止まっている場合は、虫歯になっている部分を削り、樹脂で埋める処置が基本となっていますが、象牙質、歯髄といった部分まで進行していると、必要に応じて神経を抜く処置まで進んでしまう場合もあります。

歯内療法の術式、手順について

根管治療とは、リーマーやファイルという小さなねじのような器具を用いて根管の中の細菌を除去、清掃する処置を言います。

①はじめに、虫歯になってしまった歯質をタービンという高速切削器具を用いて削っていきます。 ②虫歯の部分が除去できたら、リーマー、ファイルで感染した根管の中を清掃していきます。歯種、患者さまによって根管内の構造が異なっているため、患者さまに適した長さや太さの器具を選択して使用します。

➂根管内を清掃しながら、オキシドール、次亜塩素酸ナトリウムを交互に使用しながら消毒します。 ④根管内の感染部分が除去できたら、次回来院時までに細菌が入ってしまわないように仮の蓋で封鎖します。

大切な歯を残すために

今回は、歯内療法の概要、対象となる症状、治療の流れについてご説明させていただきました。 歯内療法は歯を抜かず、なるべく神経を残し歯を保存していく処置です。 虫歯になり、進行が進んでしまうと、神経を抜かなければならない処置になる場合もあります。 普段からお口のケアを大切に、虫歯にならないようにしましょう。

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