歯の根元にある、歯を支えている歯茎の働きについて!|千葉県柏駅1分の歯医者|柏KT歯科

新型コロナウイルス対策について

  • マイクロスコープ3台 / 歯科用CT完備
  • カウンセリングルーム / オペルーム完備

天然歯の保存にこだわり

初診予約・お問い合わせ

04-7166-6464

千葉県柏市柏1-1-7 池松ビル3F

歯の根元にある、歯を支えている歯茎の働きについて!

投稿日:2023年11月2日

カテゴリ:スタッフブログ

歯の根元にある、歯を支えている歯茎の働きについて解説しています。

歯茎は、歯の根っこのを守っている組織で、歯茎と歯がくっついていることで、食べかすや細菌などが歯の根っこへ侵入しないように防いでくれています。

そして、食べ物を噛む力をクッションのように吸収し、歯や歯の根っこや歯を支えている骨が傷つかないように守っています。

歯茎は三つの組織でできている

①付着歯肉、付着歯肉とは歯を支える骨を保護し動かない歯肉で、健康な付着歯肉にはスティップリングという小窩が多数みられます。上皮は角化上皮で、内層は固有層の強靭な歯肉線維で歯と歯を支える骨に強く結合しています。 

②歯間乳頭、歯間乳頭とは、歯と歯の間の歯茎の事をいいます。この部分は歯ブラシの毛が届きにくく歯周病・虫歯になりやすい部分です。その上ダメージも受けやすい場所で、強いブラッシングや歯間ブラシ・デンタルフロスで傷つけてしまうと歯肉退縮を起こしてしまうデリケートな部位です。 

③遊離歯肉、遊離歯肉は付着歯肉とつながっている部分で遊離歯肉は可動の歯肉で歯肉溝を形成している部位をいいます。

歯茎のその他の役割

歯茎は歯と歯を支える骨を守る働きと、歯の表面で常に新陳代謝をおこなっており、細菌や毒素を分解して、歯と歯茎を守っています。

健康な歯茎とは

健康な歯茎は、薄いピンク色で引き締まっています。人によっては少し茶色っぽい場合もあります。歯と歯の間の歯間乳頭は、三角形になっており弾力があり引き締まっています。歯茎の表面には、蜜柑の皮の表面のような小さなプツプツ模様のスティップリングがでていたら、それは健康な歯茎です。あと、歯磨き・歯間ブラシ・フロスなどの使用時に、出血はないことも大切なサインです。

健康な歯茎のために

健康な歯茎を保つためには、ご自身の日々の努力が必要です。食後の歯磨きは、健康な歯ぐきを保つ為の基本です。そして、歯磨きだけでは落としきれないプラークなども除去するために、歯間ブラシ・デンタルフロスを毎日欠かさず行うことです。

その他に、タバコのニコチンには血管を収縮させる作用があります。これらの作用により血流が悪くなるため歯茎が持つ免疫機能を低下させてしまうため、歯茎の健康を害してしまいます。

そして、毎日の歯磨きでは除去しきれない歯石などの細かい汚れを除去してもらうために、歯科医院での定期検診が大切です。健康な歯茎で、お口の中からご自身の健康を守っていきましょう。

トップへ戻る