セレック / ACオムニカム

セレック

セレックとは、コンピュータ制御でセラミック製の歯の詰め物を設計、製作する、シロナ社製(ドイツ)のCAD/CAMシステムです(CEramic REConstruction:セラミック修復)。
ドイツやスイスではすでに20年以上の実績がありチューリッヒの歯科医院の25%が導入しています。信頼性も高くセレックで治療した修復物の10年経過後の生存率は90~95%と驚異的なものです。

当院が導入したセレックACオムニカムはその最新鋭機になります。
通常、保険の範囲で行われる治療では、修復物には銀かレジンと呼ばれる白色のプラスチック素材を用います。どちらの素材も、審美性に欠け、本物の歯のようには強度がないため、数年経過するうちに歯との間にズレが発生し、銀は腐食し、白色レジンの場合も変色してしまいます。

素材や適合性、安全性を考慮した素材であるセラミックを用いた治療はもちろんありましたが、今回導入したセレックは、治療した歯を3D光学カメラでスキャンし、数秒で患部の状況を立体的に再現し、コンピュータ上の3D画面でオールセラミックによる修復物を設計します。さらにそのデータをもとに、セレックのミリングマシンが本物の歯に近い色のセラミックブロックを削り出し、修復物を精巧に作製していきます。

通常の治療では、歯型をとり、歯科技工士が修復物を作成し、再び来院して装着と、治療に数日を要しますので時間の短縮にもなり殆どの症例において約1時間で完成しますので、当日すぐに装着することもできます。
仮の歯を入れたりする必要もなく次回の来院まで治療した歯が汚染されることもなくなります。何度も通院することが難しい方などにもおすすめの治療方法です。(※症例により型取りが必要な場合(間接法)もあります。)
使用されるセラミックブロックも均一な組成で強度があり、耐久性、審美性に優れ理工学的にも理想的なものと言えます。
セラミックによる治療を、これまでより経済的に、手軽にお選び頂くことが可能になりました。

症例1

症例2

セレック治療に用いるセラミックの特徴

本物の歯に近い高い審美性

セレックシステムで使用するセラミックには、本物の歯により近い色、透明度を持った高品質のセラミックブロックを選ぶことができます。審美性が良く、自然で美しい見た目に仕上がりますので、白くてきれいな歯を望まれる方、銀歯を自然な色に変えたい方にもおすすめです。

本物の歯と同程度の強さのセラミック

金属の詰め物は本物の歯より強度が弱いため、数年たつと歯と金属の間に隙間ができてしまいます。それに比べて、セレックで使用するセラミックは、本物の歯と同程度の強度を持つため、耐久性が良く、自然な噛み心地や舌触りが得られます。

生体親和性のある体にやさしい素材

セラミックは生体親和性がある素材なので、金属アレルギーの心配がありません。数年たっても色や形をそのまま保つこともできます。